大の里 難敵・安青錦を圧倒!“最速”対決制す 東の正横綱の貫禄十分 「初日に勝てたことは大きい」

[ 2025年9月15日 04:30 ]

大相撲秋場所 ( 2025年9月14日    両国国技館 )

<大相撲秋場所初日>大の里が安青錦を寄り倒しで破る(撮影・篠原岳夫)
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 横綱・大の里(25=二所ノ関部屋)は新小結・安青錦(21=安治川部屋)を下し、横綱初Vへ白星発進した。初土俵から史上最速となる所要12場所で新三役に駆け上がってきた難敵を力強く寄り倒しで破った。大関獲りに挑む関脇・若隆景(30=荒汐部屋)は幕内・伯桜鵬(22=伊勢ケ浜部屋)に押し出され、黒星発進となった。

 大の里は順調な滑り出しを見せた。立ち合いで一度待ったの後、2度目で立ち「前面に出ていくことが大事だと思った」と、威力十分のもろ手突きで安青錦の上体を起こした。そのまま右を差して寄り倒し、「落ち着いてしっかりといけた」。先場所に続いて相手を寄せ付けなかった。

 安青錦とは新弟子が通う相撲教習所で生活した仲。最速(付け出しを除く)となる所要12場所で新三役に昇進した新鋭に、年6場所制となった1958年以降、最速で横綱に昇進した先輩の意地を見せた。土俵下の粂川審判長(元小結・琴稲妻)も「相手に食いつかせなかった。横綱だから馬力が勝っている」と評価した。

 今場所は番付最高位である東の正横綱に初めて就いた。土俵入りも先場所とは異なる中、「不慣れなことだらけなので、東の横綱土俵入りの動画とかで確認する」と話していた通り、1メートル92、187キロの恵まれた体格を生かし、堂々とこなした。東の支度部屋でも一番奥に陣取り、存在感を放った。

 先場所は新横綱でワーストとなる4つの金星を配給。11勝で新横綱優勝と3場所連続優勝を逃した。2日目は先場所で敗れた玉鷲と対戦する。「初日に勝てたことは大きい。また明日から一日一番、集中したい」。横綱として初Vへ、巻き返しを図る15日間が始まった。  (中村 和也)

 ▼安青錦 大の里戦はいいところなく寄り倒され、先場所に続く連敗。「中に入るしかないが、なかなか入らせてもらえない」

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