【世界陸上】小山直城は23位 パリのリベンジ狙うも「つらいレースだった」手がしびれ脱水症状に

[ 2025年9月15日 09:52 ]

陸上 世界選手権東京大会 第3日 男子マラソン ( 2025年9月15日    国立競技場発着42.195キロ )

<世界陸上3日目>男子マラソン、最後の力を振り絞るように力走する小山(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 男子マラソンは初出場の小山直城(29=ホンダ)が2時間13分42秒で23位だった。日本勢トップは近藤亮太(25=三菱重工)の2時間10分53秒で11位だった。吉田祐也(28=GMOインターネットグループ)は2時間16分58秒で34位だった。

 前日に続き、酷暑を警戒したスローペースでスタート。15キロまで50人以上の先頭集団を形成し、レースを展開。次第に縦長となる中、序盤から第1集団後方を走行した小山は29キロでトップと4秒差が開き、ペースアップした集団から遅れる形となった。

 初の世界舞台となったパリ五輪は23位。「悔しさを晴らせる走りがしたい」という思いで、今大会に向けて暑熱対策を徹底。暑い時間帯のジョグ、高温多湿の部屋でのトレッドミル走行、さらに週2回ほど「サウナに入った」と独自の方法を編み出した。

 レース本番でも暑熱対策として「暑さに弱いけど、深部体温を冷やしながらやってきた」と警戒していたが、「腿がかたくなって、手がしびれて脱水になっていった。25キロからつらくなり30キロから集団から離れて、つらいレースだった」と悔しさを吐露した。

 自国開催での世界大会。「自分が競技をしている中で、一番の声援をもらえて。本当に幸せなレースだったんですけど、本当はもっと元気なゴールの姿を見せたかったという思いがあります」と口にした。「パリでの悔しさを晴らしたかったんですけど、パリと同じ順位で。レース内容としては、少しは成長できたかなと感じています」とうなずいた。

 次回大会に向け「ホンダの選手と次のMGCをともに戦いたい。ホンダの選手が少しでも出場できるように練習を頑張りたい」とチームへの思いを口にし、「来年のアジア大会で代表を狙いたい。年明けに記録と順位を狙って、アジア大会の代表を狙いたい」と目標を定めた。

 7月中旬から約1カ月、米国・ボルダーで合宿。大会1週間前まで北海道・千歳で調整し「コンディションは上がっている。特にケガ、体調不良なく順調に練習できた」と手応えを口にしていた。

 東農大時代まで無名。23年10月のパリ五輪代表決定戦「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で終盤に抜け出して優勝。才能が花咲いた。

 ◇小山 直城(こやま・なおき)1996年(平8)5月12日生まれ、埼玉県日高市出身の29歳。高麗川中ー松山高ー東農大。大学2年時の17年箱根駅伝では、関東学連選抜として4区を走った。24年のパリ五輪は2時間10分33秒で23位。マラソンの自己ベストは2時間6分33秒(24年大阪マラソン)。

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年9月15日のニュース