ロコ・ソラーレ 3大会連続五輪出場消滅 藤沢は涙…今後については明言せず

[ 2025年9月14日 04:39 ]

カーリング日本代表決定戦第3日 ( 2025年9月13日    北海道・稚内市みどりスポーツパーク )

プレーオフでフォルティウスに敗れ、観客席に手を振るロコ・ソラーレの藤沢(右から2人目)ら
Photo By 共同

 ミラノ・コルティナ冬季五輪に向けた最終予選代表決定戦は、決勝進出を懸けたプレーオフで五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが2―7でフォルティウスに敗れ、3大会連続五輪出場が消滅した。今後は10月に日本代表として米国での国際大会に出場する予定。1勝ずつで迎えた3戦先勝方式の決勝は、SC軽井沢クラブがフォルティウスを破って王手。最大2試合が行われる14日に代表が決まる。

 この試合でのコンシードは、ミラノ・コルティナ五輪への道が断たれることを意味する。ロコ・ソラーレは2エンドを残して負けを認めた。4人で抱き合うと、全員からとめどなく涙があふれる。初の金メダルを目指した3大会連続五輪への挑戦が終わった。藤沢は「チームメートやコーチ、ファンの皆さんに感謝の気持ちと申し訳ない気持ちがある」と目を真っ赤にした。

 序盤からペースを握られた。1エンドで大量3点を失い、中盤で大差がつく。持ち前の勝負強さは、大一番で鳴りを潜めた。「フォルティウスさんが素晴らしかった。悔しい思いはもちろんあるけど、納得の負けだったかな」。司令塔は、4年前の前回大会で一騎打ちに勝利したライバルを称えた。

 日本カーリング界のスターチーム。18年平昌五輪で銅、22年北京五輪で銀メダルを獲得。そして26年を目指した道のり。吉田知那美、夕梨花姉妹には結婚という明るい人生の転機が訪れた。藤沢はボディービルという新たな分野にも挑戦した。「世界一」に向かって4人で歩み続けた日々。吉田知は「いろんなことがありながら諦めなかった私たちを褒めたい」と思いを込めた。

 今後について吉田知が「強くなりたいと思えばチャンスは来る」と話した一方、藤沢は「みんなでご飯を食べながら、ゆっくりと考えたい」と語るにとどめた。チームにとっての一つの区切り。全員でキャンピングカーに乗り込むと、最後はロコらしい笑顔で会場を後にした。(中村 文香)

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年9月14日のニュース