体重74・2キロ山藤が“140キロ差対決”制した 「想像以上の重さで…」 幕下復帰へ足取りで白星発進

[ 2025年9月14日 14:14 ]

大相撲秋場所初日 ( 2025年9月14日    東京・両国国技館 )

<秋場所初日>安芸乃山(左)を足取りで破る山藤(撮影・郡司 修)
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 体重74・2キロの軽量力士で、東三段目筆頭・山藤(やまとう、22=出羽海部屋)が西三段目筆頭・安芸乃山(32=高田川部屋)を足取りで下し、白星発進とした。

 対峙(たいじ)したのは体重213・7キロで元幕下の実力者。自分より約140キロも重い巨漢に対し、最初の一番では距離を取りながら土俵をうまく使い、投げを打った。「かかえこまれて、想像以上の重さで投げ切れなかった。手をついたら負けだと思った」。軍配は山藤に上がったが、物言いがつき審判団協議の末、同体で取り直しとなった。

 2番目は約2秒で制し、拍手や歓声を一身に浴びた。立ち合いから低い姿勢で攻め込み「(最初の一番後に)取り直しになったらやろうと決めていた」と狙い通りの足取りで撃破。約140キロ差の対戦は初めてだという。同部屋で体重252キロの出羽ノ城(31)を引き合いに「いつも(出羽ノ城を)見ているので、あまり違和感なかった」と笑顔で振り返った。

 山藤は22年春場所で初土俵を踏んだが、入門時は80キロだった。一時は84キロまで増えたが、体重が減っており「プロテインを飲んでいる。ご飯は2杯ぐらいで、夜食でパンとかを食べている」と体重増加に努めている。

 自己最高位の西幕下51枚目だった今年の春場所では1勝6敗。三段目に転落してからは2場所連続勝ち越しで、東三段目筆頭まで番付を上げてきた。「今場所で勝ち越して幕下に戻りたい」と闘志を燃やした。

 ◇山藤 勇治(やまとう・ゆうじ)2003年(平15)8月13日生まれ、岐阜県関市出身の22歳。岐阜農林高2年時に全国高校選抜大会80キロ級で準優勝。出羽海部屋に入門し22年春場所初土俵。最高位は西幕下51枚目。1メートル81、74・2キロ。好きな食べ物はラーメン。兄は三段目・翠桜。

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