【世界相撲】ジュニア男子は西尾勇斗、永露蓮、尾川蓮太、麻田遥人で全4階級制覇!団体戦は19連覇

[ 2025年9月14日 07:23 ]

相撲の世界選手権に臨む男子日本代表選手団(10日撮影)
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 世界相撲選手権が13日、タイ・バンコクで開幕した。大会第1日は、アジア選手権の後にジュニア(U―18)の部が行われた。日本勢は個人戦で男子が金メダル4個、女子が金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル1個を獲得。団体戦は男女ともに優勝した。

 男子軽量級(80キロ未満)は、同階級国内3冠の西尾勇斗(静岡・飛龍高3年)が出場。初戦はモンゴルの選手を相手に立ち合い張ってもろ差しから左で押し倒し、2回戦はウズベキスタンの選手を一気に押し出した。準決勝はノルウェーの選手をもろ差し速攻で寄り倒し。決勝はポーランドの選手と対戦し、立ち合い左で張って左を差すと下手投げで振ってから押し込んでおいての引き落としを決めた。国内無敵の軽量級王者が世界でも頂点に立った。体重80キロながらベンチプレス150キロを挙げるという筋骨隆々の肉体。大会前には「力の強い外国人にも相撲を取ったら負けないと思っている。技術でもカバーしたい」と話しており、腕力の強い海外勢にも全く劣らないパワーで世界を制した。

 男子中量級(100キロ未満)は、永露蓮(福岡・希望が丘高3年)が出場。初戦は台湾の選手を一方的に突き出し、2回戦はブラジルの選手を左ハズで押し倒した。準決勝はウクライナの選手と対戦。素速い動きの相手を潜らせず、よく見て突き落としで退けた。決勝はポーランドの選手を相手に鋭い立ち合いからもろハズで一気に走って寄り倒し。勢い余って先に土俵を飛び出したかと異議申し立てが付いたが、主審の判定通りで永露が世界一に輝いた。

 男子重量級(100キロ以上)は、尾川蓮太(熊本農高2年)が出場。初戦はエストニアの選手を寄り切り、2回戦はスリランカの選手を押し出しで下した。準決勝はアメリカの選手を寄り倒し。決勝は神奈川・旭丘高3年で全国高校選抜大会3位の実績を持つバトボルド(モンゴル)と対戦し、左右のおっつけではさみつけて前に出て押し倒して優勝を決めた。

 男子無差別級は、今季国内3冠の麻田遥人(和歌山・箕島高3年)が2年連続の出場。初戦はノルウェーの選手を寄り切り、2回戦はタイの選手を送り出しで下した。準決勝はモンゴルの選手を右からの下手投げで退け、決勝はジョージアの選手をもろ差しから一気に前に出て寄り切り。「一番一番集中していけば結果はついてくる」と話していたとおり実力を発揮して勝ち進み、重量級で優勝した昨年に続いて2年連続で世界一に輝いた。

 3人制の男子団体戦は、個人戦メンバーに団体戦要員の大谷夏希(金沢市工高3年)を加えて先鋒・麻田遥人、中堅・大谷夏希、大将・尾川蓮太の布陣。初戦はウズベキスタンを、準決勝はモンゴルを、決勝はウクライナをそれぞれ3―0で下して無失点の完全優勝を決めた。これでジュニア男子団体は、第1回大会から続く連覇を19に伸ばした。

 準決勝で日本に敗れたモンゴル代表は、先鋒・ガントグトホ、中堅・バトボルド、大将・ゼルメという3人とも神奈川・旭丘高の選手。“旭丘高校留学生チーム”は、3位決定戦でジョージアを2―1で下して銅メダルを獲得した。

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