【レスリング】パリ五輪王者・藤波朱理 初の冠大会実現に感激「自分なりの形で恩返しを」

[ 2025年8月30日 18:38 ]

冠大会に参加したキッズレスラーを抱っこして交流する藤波朱理
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 レスリング女子57キロ級で、24年パリ五輪53キロ級金メダルの藤波朱理(21=日体大)の名を冠した主催大会「第1回藤波朱理杯三重県少年少女レスリング大会」が30日、地元の三重県四日市市で開幕し、開会式と初日の競技が行われた。

 大会は藤波の「レスリング界に何か恩返しをしたい思い」から実現。開会式では参加者を前に大会会長としてあいさつし、「第1回にも関わらず、想像したよりも多くの人が参加してくれたことに感謝している」と感激の表情を浮かべた。

 大会は幼児から中学生まで、のべ476人がエントリー。地元の三重、愛知など近県はもちろん、東は東京、西は山口、広島、四国からもキッズレスラーが集結。幼児年代の試合では、途中から泣き出しながらも戦う姿を見守った藤波も、「記憶はないが、私も初めての試合は泣いて、戦うことすらできなかった。正直、かわいいなと思う。これからもっともっと、頑張ってくれたらいいな」と目を細めた。

 大会は来年以降も継続していく方針で、「第2回、第3回と、もっともっと大きな大会になって、みんなが楽しんでくれれば」と期待。今年はかなわなかったが、来年は海外選手の参加も呼びかける方針で、「レスリングのおかげで自分がいるので、これからも私にできることがあれば、自分なりの形で恩返しをしていきたい」と話した。

 57キロ級に転向した藤波自身は、6月の明治杯全日本選抜選手権を回避し、これまでより4キロ重い階級への適応に向けて強化に没頭。次戦は10月のU23世界選手権(セルビア)、その後は来年の愛知・名古屋アジア大会予選を兼ねる12月の全日本選手権(東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)に臨むことになる。体重増加を気にせず、ウエートトレーニングにも重点的に取り組めている様子で、「53キロ級の自分を超えられるように頑張りたい」と話した。

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