【レスリング】藤波朱理 涙の逆転!女子57キロ級初V フォール負け寸前から公式戦150連勝

[ 2025年12月22日 04:10 ]

レスリング全日本選手権最終日 ( 2025年12月21日    東京・駒沢体育館 )

<全日本レスリング選手権大会>女子57キロ級決勝、徳原姫花(右)を攻める藤波朱理 (撮影・須田 麻祐子)
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 レスリング全日本選手権女子57キロ級決勝で、24年パリ五輪53キロ級金メダルの藤波朱理(22=日体大)が徳原姫花(24=自衛隊)を4―2で下し、同級では初優勝を果たした。あわやフォール負け寸前まで追い込まれたが、鮮やかに逆転勝ち。公式戦の連勝も節目の150まで伸ばした。女子62キロ級決勝では尾崎野乃香(22=慶大)がパリ五輪王者の元木咲良(23=育英大助手)を破って2連覇を達成した。

 絶体絶命のピンチを乗り越えた藤波が、思わず泣いた。「負けるのは怖いし、以前の自分を超えているか。自分も人間なので、怖いこともある」。五輪王者の肩書、伸び続ける連勝記録…。重圧で眠れない夜を過ごしたが、全てを乗り越えて階級変更後初の日本一に輝いた。

 1点を先行して迎えた第1ピリオド残り25秒。片足タックルからの処理中に浴びせ倒されてマットに背中が付いた。両肩が1秒以上付けばフォール負け。天井を仰ぎ見ることすら「あまり記憶がない」ことだが必死に防戦。インターバルに持ち込むと2―2で迎えた第2ピリオド残り45秒で2点を奪い勝ち越し。「想定練習をしてきた。どうしよう、じゃなくて割と冷静だった」と振り返った。

 厳しい減量がなくなった一方、力勝負での課題が見つかったが「スリリングなレスリングができたのは凄く収穫」と藤波。もっと強く、もっと高みへ。その思いを強くした一日となった。

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