桐生祥秀 世陸へ“Wの誓い” 好調支える厚底スパイク「8年前の9秒台は勢い。今は技術がある」

[ 2025年8月30日 04:30 ]

<陸上・桐生公開練習>力強くスタートを切る桐生(撮影・木村 揚輔)
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 陸上の世界選手権(9月13日開幕、国立競技場)で男子100メートルの代表入りが確実視されている桐生祥秀(29=日本生命)が29日、埼玉県川越市の東洋大で練習を公開した。8月に8年ぶりに9秒台をマークするなど、今季は好調を維持。世界選手権での決勝進出と、同じくメンバー入りが濃厚な男子400メートルリレーでのメダル獲得を目標に掲げた。

 35度近い気温の中、軽快に40メートルダッシュなどをこなした。「暑さは気にならない」と充実した表情を見せた桐生は「山梨以来、しっかり練習できた。世界大会(の個人種目)は久々なので楽しみですね」と声も弾んだ。

 その山梨で3日に行われた富士北麓ワールドトライアルで、8年ぶりの9秒台となる9秒99を出した。その前の7月の日本選手権で5年ぶりに優勝。直近の24日の記録会でも10秒03をマークするなど、今季は好調だ。

 理由の一つが、右アキレス腱痛の緩和だ。朝、風呂で温めないと歩けないほどだったが「気づいたら治っていた」。超音波やアイシングなどで克服した。厚底スパイクへの対応も好調を支える。昨秋から日常靴も厚底に替え「タイミングが合ってきた」と言う。「8年前の9秒台は勢い。今はしっかりした技術がある」と話した。

 19年ドーハ大会以来6年ぶりの世界大会の100メートル出場。決勝進出を見据え「考えれば考えるほどテンションが上がる」と意気込む。メンバー入りが濃厚な男子400メートルリレーも、パリ五輪で逃したメダル獲得を目標に掲げる。「リレーは盛り上がる。次につなげるためにも火種を」。復活した桐生が、東京で躍動する時を心待ちにしている。

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