【全米OP】3回戦進出の大坂なおみ オスタペンコの“暴言”に言及「黒人テニス選手に言うのは最悪」

[ 2025年8月29日 09:45 ]

全米オープンテニス 第5日 ( 2025年8月28日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

紫のウエアで2回戦に勝った大坂なおみ(AP)
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 女子シングルス2回戦で第23シードの大坂なおみ(27)は世界ランキング47位のヘイリー・バプティスト(23=米国)に6―3、6―1でストレート勝ちし、4年ぶりに3回戦へ進んだ。

 試合後の会見では、前日27日に行われた同2回戦のテーラー・タウンゼント(29=米国)―エレナ・オスタペンコ(28=ラトビア)で起きた口論について質問が出た。タウンゼントがストレート勝ちした試合直後、2人はネット越しに言い争いを展開。オスタペンコがタウンゼントを「品格も教養もない。米国から出て試合したらどうなるか見てみたい」と非難したため、黒人差別ではないかと問題視されている。

 オスタペンコはSNSで、タウンゼントがネットインでポイントを得た際に謝らなかったこと、通常はベースラインから始めるウオームアップをネット前から行ったことがマナー違反と指摘。人種差別主義者との批判メッセージを大量に受け取ったと明かし、「私は一度も人種差別したことはない」と主張した上で「地元だからと言って何をしてもいいというわけではない」と改めてタウンゼントを批判した。一方、タウンゼントは試合後の会見で、「ネットインには気がつかなかった」「以前からウオームアップはボレーから始めてきた」と説明。人種差別と感じたか、の問いに「そうは受け止めなかった。それは彼女が話すべきこと」と答え、「誇りに思っているのは、ラケットに語らせた(プレーで勝った)こと。私は次のラウンドへ進んでここで話しているし、彼女は荷物をまとめてもういない」と胸を張った。

 騒動について問われた大坂はテレビ中継でその場面を見たと明かし、「白人が多数を占めるスポーツで、黒人のテニス選手にこんなことを言うのは最悪です。彼女(タウンゼント)のことは知っているし、どれだけ努力して賢いか分かってます。教育を受けていない人ではありません」とコメント。オスタペンコについては「タイミングが悪かったし、最悪の相手に言ったと思う。それに、彼女が米国の(黒人差別の)歴史を知っているかも分かりません。二度とあんなことは言わないだろうとも分かっている」と語ったが、「確かにひどい言葉。最悪だった」と話した。

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