【男子ゴルフ】パット左打ちの石塚祥利 大会タイ63で暫定首位浮上 ジェラート店経営きょうだいも後押し

[ 2025年8月29日 14:54 ]

男子ゴルフツアー Sansan・KBCオーガスタ 第2日 ( 2025年8月29日    福岡県芥屋GC=7293ヤード、パー72 )

(左から)次男の祥成さん、石塚祥利、ジェラート店を経営する長男の祥平さん
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 第2ラウンドが行われ、16位から出た今季レギュラーツアー初出場の石塚祥利(22=芥屋GC)が大会最多タイ記録となる6連続バーディーを含む9バーディー、ボギーなしの63をマーク。暫定首位でホールアウトした。「63」も大会タイ記録で、自己ベストを5打更新。圧巻のラウンドを見せ、「100点以上。めっちゃ嬉しい」と笑みを浮かべた。

 所属コースだが、このスコアは出したことがないといい、「まさかKBCで9アンダーが出ると思わなかった。びっくりしました」と目を丸くした。

 前半の14番で第2打をピン1メートル以内につけてバーディーを奪うと、そこから後半の1番まで6連続と勢いに乗った。後半の7番までに8つのバーディーを奪い、「あと1つ、2つくらい伸ばしたらコースレコードあるんじゃない?」と話していたという。その通りに、最終9番で2メートルのバーディーパットを沈めて大会記録に並んだ。

 石塚は右利きだが、パットは左打ちだ。中学2年でイップスになりながらも、右で打ち続けていた。ただ、高校3年時の試合中に「急に右で打てなくなった。そこまで良いゴルフをしていたのに、急に1メートルくらいを外した。そこから1メートルの距離から3パット連発。これは無理だなと思った」。ラウンドはあと半分残っており、後半は左打ちに変更。「結構手も動いてくれたので、“左にしよう”となった」と決断した。「最初はどこを向いているかわからなかったんですけど、線を合わせると結構いい感じに打てる」と手応えをつかみ、そこからは距離感を合わせる練習を重ね、もう5年目になった。

 福岡県出身の22歳で3人きょうだいの末っ子。長男の祥平さん(31)は福岡発祥のジェラート店「COCO GELATO」と経営している。今大会にもキッチンカーを出店し、次男の祥成さん(29)と販売を行っている。前日もこの日もホールアウト後に兄のジェラートからパワーをもらった。祥平さんはこの日、18ホール帯同したそうで「ゾーンに入ってましたね」と弟の活躍を喜んだ。

 今大会は2年ぶり5回目の出場で、今回が初の予選通過。ツアーは過去10試合に出場しており、22年の日本プロ以来2度目の予選通過となった。そして、初優勝も狙える位置で週末を迎える。「ギャラリーを沸かせるプレーを目標に決勝ラウンドを戦いたい」と意気込んだ。

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