【レスリング】パリ五輪王者・日下尚が悩み吐露「誰を応援したらいいか複雑」世界選手権へ調整は順調

[ 2025年8月29日 15:16 ]

9月の世界選手権に向けて、順調な調整ぶりを見せる日下尚(右)
Photo By スポニチ

 レスリングの男子グレコローマンスタイル日本代表が29日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで実施中の強化合宿を報道陣に公開。昨夏のパリ五輪77キロ級金メダルで、9月の世界選手権(13日開幕、ザグレブ)では初優勝を目指す日下尚(24=マルハン北日本)は順調な調整ぶりを披露し、「しっかり追い込めているので、世界選手権に向けて、また自分の実力を伸ばせているなと思う」と語った。

 練習ではスタンドの攻防などを重点的に行い、高校、大学の後輩に当たる82キロ級の吉田泰造(19=日体大)と組み合った。階級は後輩が1階級上だが、相手よりも早く有利なポジションに入るうまさを見せ、ほぼ圧倒。「単純に力比べをしているように見えて、ポジション取りが凄く大事。相手のいいところに入れば、相手の力を半減できる」と技術論を展開。本番に向けても「結構自信がありますね」と言い切った後、「とか言って1コケ(初戦敗退)したら、すぐに記事を消してください」と取り囲んだ記者に笑って懇願した。

 少年時代からレスリングと並行して取り組んできた相撲でつちかった組み手や寄りを武器に、初出場だったパリ五輪では一気に頂点に上り詰めた日下。五輪前から佐渡ケ嶽部屋などへ出稽古し、五輪後は大相撲中継のゲスト解説の仕事が舞い込むなど、より相撲界との距離が近くなっている。さらに横綱大の里は日体大の同期と、力士との結びつきも強い。

 来月には秋場所が控える中、横綱として2場所目を迎える大の里の活躍に「むちゃくちゃうれしいし、刺激になる」と話しつつ、「この前(7月場所)も(佐渡ケ嶽部屋の)琴勝峰が優勝してうれしい」とも。最後は「最近、大相撲に知り合いが増えすぎて、誰を応援したらいいか複雑。どっちも頑張れ、みたいな」と悩みを吐露していた。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年8月29日のニュース