【競泳】池江璃花子が涙 メダル持ち帰れず「たくさんの方に応援していただいて…」 世界選手権から帰国

[ 2025年8月4日 22:04 ]

世界選手権を終えて帰国し、取材中に思わず涙を流す池江璃花子
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 水泳の世界選手権を終えた競泳日本代表が4日、シンガポールから羽田空港に帰国。女子バタフライ2種目に出場し、いずれも準決勝敗退でメダルを逃した池江璃花子(横浜ゴム)は「メダルを獲って帰ると言っていたが、それがかなわず残念」と振り返った。

 今回が4度目の世界選手権出場だった池江の本命種目は50メートルバタフライ。28年ロサンゼルス五輪での実施も決まり、3年後に向けてもメダルを獲って「自信につなげたい」と話していた。しかし100分の1秒を争うスプリント種目独特の難しさに対応できず、準決勝止まり。「レベル的には世界トップと戦えるが、経験不足が大きな試合で出てしまった」と話した。

 全出場種目を終えた後の2日には、自身のインスタグラムに「病気にさえなってなければ こんなに苦しむことはなかったのかなって ずっと考えて来たこの数年間、そして今日」などと心境をつづっていた池江。投稿した際の心境を問われると、「自分が一番悔しいのは、たくさんの方に応援していただいて…その方たちにメダルを見せたかったが、それがかなわなくて、凄く悔しい」と話し、我慢していた涙が目からあふれた。

 19年2月に発覚した白血病を乗り越え、21年東京五輪、昨夏のパリ五輪と代表入りを果たした池江。病魔を乗り越え競技の第一線に戻ってきた姿は多くの人に勇気と希望を与えたが、本人が目指している場所は、あくまで世界大会の表彰台。「少しでも悔しさを生かして、またリベンジして、メダルを掛けて取材を受けられるように」と言葉を絞り出した。

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