【世界水泳】男子200メートル自由形で18歳の村佐達也が銅メダル 今大会競泳日本勢メダル第1号

[ 2025年7月29日 20:20 ]

水泳世界選手権第18日 ( 2025年7月29日    シンガポール )

村佐達也
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 競泳の男子200メートル自由形は決勝が行われ、村佐達也(18=イトマン東京)が1分44秒54の日本新記録で銅メダルを獲得した。今大会の競泳での日本勢のメダル獲得第1号。男子200メートル自由形では、19年大会で銀メダルを獲得した松元克央以来の快挙となった。

 常にクールに振る舞う18歳が、シンガポールの地で胸アツな泳ぎを見せた。決勝は7コースで、パリ五輪王者のポポビッチ(ルーマニア)の隣のレーンを泳ぐ幸運に恵まれる。前半の100メートルは51秒07で6番手で折り返し。150メートルのターンも1分17秒88の5番手だったが、ラスト50メートルが村佐の真骨頂だった。

 「ラスト大まくり。200メートル自由形は世界のタレントぞろいの種目で、誰が金メダルを獲るか分からない種目。その中で、村佐達也が急に出てくる。ラストでまくれたら、凄く格好いいなと思う」

 出発直前の21日、東京都内で行われた壮行会で、そう宣言していた村佐。優勝のポポビッチ、2位のホブソン(米国)は捉えきれなかったが、ポポビッチに次ぐラップ26秒66のスパートで2人を交わし、見事銅メダルを獲得して笑顔が弾けた。

 昨夏のパリ五輪に続いて代表入りを果たした今大会は、主に平井伯昌コーチが指導するグループに加わり、鍛錬を重ねた。6月にはスペイン・シエラネバダでの高地合宿に参加。五輪メダリストの松下知之ら、同世代と切磋琢磨しながら練習する姿は、同コーチの目にもとまったという。「村佐君は松下と競り合うのが好きだった。作ったプログラム(練習メニュー)はただの紙だが、やっている選手たちがそれ以上の練習をしてくれた」。名伯楽の評価通りの結果を出した。

 「モテたい。(街で)声を掛けられたい。そのためにはもっと活躍しないとダメ」と、水泳のメジャー化と自身が有名人になることを夢見る18歳。銅メダル獲得で、その野望にも一歩近づいた。

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