吉田沙保里さん、登坂絵莉さん…“戦友”女子レスリング五輪メダリストたちが小原日登美さん追悼

[ 2025年7月20日 15:10 ]

吉田沙保里さん公式インスタグラム(@saori___yoshida)から

 2012年ロンドン五輪のレスリング女子48キロ級で金メダルを獲得した小原日登美(おばら・ひとみ)さんが18日に死去したことが分かった。44歳。訃報を受け、女子レスリング五輪メダリストたちが小原さんを追悼した。

 五輪3連覇の吉田沙保里さんは20日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。「ロンドンオリンピック 過去最高に調子の悪かった私は 日登美先輩の金メダルを見せてもらって 特別な勇気をもらい金メダルを獲ることができました。ロンドンで一緒に金メダルを獲ることができてとても嬉しかったです」と、ともに金メダルを手にした写真とともにロンドン五輪を回顧。

 「大学の先輩後輩として ライバルとして そして仲間として同じ時代に切磋琢磨できたことはかけがえのない日々でした。本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします」と感謝と追悼の言葉をつづった。

 16年リオ五輪で女子48キロ級金メダリストの登坂絵莉さんもインスタグラムのストーリーズで「日登美さん もう会えないと思うととっても寂しいです。私には到底真似できないような道のりでつかんだ金メダル。苦労が詰まったロンドンオリンピックでのガッツポーズは今でも鮮明に覚えています。私が高校3年生の時に一度だけロンドンオリンピック国内予選で試合もしました。試合中に立っていられないと思ったのは後にも先にも日登美さんとの試合だけです。たったの4分の試合時間が本当に長く感じたな。何度も世界一になり、たくさんの苦労を乗り越えてきた方の強さを直に感じさせてもらった時間でした」と過去の対戦を振り返った。

 続けて「いつ会っても穏やかで優しくかっこよい日登美さん。もっともっといろんなお話しを聞いてみたかった。心から尊敬する大好きな先輩。ずっとずっと忘れません」とつづり、日登美さんを追悼した。

 小原さんはロンドン五輪で、決勝でマリヤ・スタドニク(アゼルバイジャン)を下し、金メダルを獲得。女子レスリングが正式種目となって3度目の五輪で初出場初優勝を果たし、五輪後に現役引退を表明した。

 同じく吉田さんもロンドン五輪で55キロ級で金メダルを獲得し、日本の女子レスリング界を長年にわたりけん引。2022年には小原さんとともに、国際レスリング連盟(UWW)の殿堂入りを果たしている。

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