霧島 自己最速タイの中日勝ち越し王手 化粧まわし忘れ、塩まきの回数錯覚を克服

[ 2025年7月20日 19:16 ]

大相撲名古屋場所8日目 ( 2025年7月20日    IGアリーナ )

<大相撲名古屋場所8日目>阿武剋(左)を押し出す霧島(撮影・亀井 直樹)
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 取組前、2度の危機を乗り越えた西関脇・霧島(29=音羽山部屋)が快勝して1敗を守った。東前頭3枚目・阿武剋(25=阿武松部屋)との初対戦は立ち合い、頭で当たって突き合った。いなされて泳ぎ、土俵を背負う場面もあったが右を差したのが転機だった。

 そこから前へ出て押し出し。「焦らずに取れた。体も動いているし、勝てて良かった」。昨年夏場所で1年守った大関から陥落した。原因だった首痛が回復した、その証しだろう。頭で当たり合い、鈍い衝撃音がした立ち合いに「何も怖がらずにまっすぐいって良かった」とうなずいた。

 土俵入りで、この日から使うはずだった化粧まわしが支度部屋になかった。元々数本ある化粧まわしを入れ替える予定の日だった。

 「部屋が近いから取りに帰った」。仕方なく同じ時津風一門の十両・大青山から借りて準備し、その1分前に到着したことで急いで着け直した。「帰ってから全体ミーティングです」。付け人の1人が苦笑いした。

 それだけではなかった。取組前の塩まきも霧島の予想より「1回少なかった」。立ち合いへの集中力を高め始めるタイミングを誤り、「ヤバいと。慌てた」。

 それでも中日の勝ち越し王手は昨年秋場所以来2度目の自己最速タイ。平幕の玉鷲、一山本、新入幕の草野と並ぶ1敗キープに「自分のやることをやっていかないと、話にならない。これからなんで」。しっかり足元を見つめた。

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