【陸上日本選手権】まさか…サニブラウン予選敗退「走ることに意味がある」股関節骨挫傷で強行出場も

[ 2025年7月4日 16:08 ]

陸上・日本選手権兼世界選手権東京大会代表選考会初日 ( 2025年7月4日    東京・国立競技場 )

<日本陸上競技選手権>男子100メートル予選敗退したサニブラウン(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 男子100メートル予選で、世界選手権2大会連続入賞のサニブラウン・ハキーム(26=東レ)が姿を消した。股関節の骨挫傷を抱える中、強行出場したが、10秒45で7組4着に終わり、予選敗退となった。

 レースを終えたサニブラウンは「痛みはあるけど、走ることに意味がある。アクシデントあるのもスポーツの一部。世界陸上に選ばれた時のためにケガを直して準備したい」と淡々と語った。

 隣のレーンにはスタートに定評のある桐生。その桐生に少し出遅れるようにスタートを切ると、いつものような加速は見られず、そのままゴール。電光掲示板を見つめながら、悔しそうな表情を浮かべた。

 3日の前日会見で、6月26日の練習中のアクシデントで負傷し、全治3週間と診断されたことを明かしつつ、「せっかく見に来てくださっているお客さまや応援してくれている子供たちのために走らなきゃいけない。できる限りの準備をして臨む」と強調。その言葉通り、強い責任感で強行出場したが、結果は甘くなかった。

 日本選手権3度優勝、世界選手権も22、23年と2大会連続ファイナリスト。国立で行われる9月の世界選手権での活躍が期待されているが、今季ベストは10秒31と状態が上がらず、ケガも重なってしまった。世界ランクでの代表入りを待つことになるが、本大会への影響は必至だ。

 ▽男子100メートル世界選手権への道 最大3枠。参加標準記録10秒00を突破した上で日本選手権3位以内で内定。参加標準突破者は9秒96を出したサニブラウンのみ。参加標準記録の有効期限は8月24日。また、8月27日時点の世界ランキングで参加資格を取得できる。現時点で出場圏内にいるのは17位のサニブラウン、30位の柳田。

この記事のフォト

「サニブラウン」特集記事

「羽生結弦」特集記事

スポーツの2025年7月4日のニュース