BL東京 初の連覇!リーチ主将主催の飲み会で一致団結 骨折しながらも出場したモウンガ「絆が深まった」

[ 2025年6月2日 04:15 ]

リーグワンPO決勝   BL東京18-13東京ベイ ( 2025年6月1日    国立競技場 )

<BL東京・東京ベイ>優勝し胴上げを受けるBL東京・リーチ(撮影・西尾 大助)
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 昨季王者でレギュラーシーズン首位のBL東京が、一昨季王者で同3位の東京ベイを18―13で下してリーグ史上初の2連覇を達成した。元ニュージーランド代表のSOリッチー・モウンガ(31)が右手を骨折しながら13得点の大活躍。今季リーグ最多得点の攻撃力で今季同最少失点のチームを打ち崩し、決勝にふさわしい究極の“ほこたて対決”を制した。

 歓喜の胴上げで、リーチ主将は昨年に続いて直立不動の“棒”になって3度宙を舞った。「連覇というプレッシャーがあったのでホッとしました。リーグワン初の、新しい歴史をつくれてうれしい」。昨年同様、派手に喜びを表すことなく冷静に振り返った。

 この日、チームをけん引したのはモウンガ。トライにゴール、アシストと全得点に絡む活躍を見せた。実は準決勝の神戸戦で右手を骨折。この1週間は練習ができなかったが、酸素カプセルを使った治療などで強行出場にこぎ着けた。本人は「少し痛いぐらい。ラグビーが好きという情熱でプレーしているので関係ない」と涼しい表情も、トッド・ブラックアダー・ヘッドコーチは「究極のチームマン。(骨が)折れているなんて感じさせないプレーをしてくれた」と賛辞を贈った。

 モウンガは世界的なスターでありながら、良い意味で分け隔てなくチームに溶け込んでいる。他のメンバー同様に練習拠点の府中市内に住み、自転車でクラブハウスに通う。FLフリゼルが「日本人と外国人の距離の近さは、リーチが先頭になってつくってくれている。さらに絆が深まった」と話すように、試合後やオフ期間で頻繁に開催されるバーベキューや飲み会で結束を高めた。

 ディフェンス陣も相手のお株を奪う鉄壁さで相手を1トライに抑えた。それでもリーチ主将は「来年はもっと若い選手が出られるように頑張ってほしい」と課題を口にする。連覇を達成しながらも満足しない姿勢。これこそがBL東京の強さだ。 (前川 晋作)

【マキシ下克上ならず「この舞台にまた」】
 <東京ベイ>レギュラーシーズン3位からの下克上Vはならず、No.8マキシ主将は「自分たちのプロセスは間違っていなかったし、やるべきことはできたけど、自分たちの日ではなかった」と悔しがった。リーグ最少失点の堅いディフェンスで最多得点の相手に対抗したが、相手の徹底したパスラグビーで体力を削られ、常に追い掛ける展開に。後半32分にCTB立川がトライを返し、最終盤も敵陣に迫ったが崩しきれず。2季ぶりの優勝には届かなかったが、昨季の6位から巻き返し、マキシは「悔しさを忘れず、この舞台にまた帰ってきたい」と話した。

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