錦織が3年ぶり国内試合を前に“錦織節”全開「僕はあと数年で消えてしまいますが」

[ 2024年9月13日 12:53 ]

錦織圭(AP)
Photo By AP

 男子テニスの国別対抗戦デビス杯ワールドグループ1部の日本―コロンビア戦は14、15日に有明コロシアムで開催される。開幕前日の13日に都内のホテルで組み合わせ抽選会が行われた。21年東京五輪以来の国内試合となる錦織圭(34=ユニクロ)は14日に237位のメヒアと対戦。15日は綿貫陽介(26=SBCメディカルグループ)とペアを組むダブルス、460位ソリアノバレラと対戦するシングルスの2試合に出場する。

 錦織が国内の有観客試合でプレーするのは18年9月の楽天ジャパンオープン(武蔵野の森総合スポーツプラザ)以来6年ぶり。抽選会後には両チームの会見が行われ“錦織節”を全開させた。試合は屋根を開けて実施。高温多湿の厳しい環境を問われると「正直なところ、めちゃめちゃ(屋根を)閉めたいんですけど、事情があり、そういうわけにもいかないみたい。何とか雨が降ることを祈りたい」と冗談交じりに語り「正直、暑い。対策をしっかりとらないと危ないなと感じています」と続けた。

 綿貫と望月慎太郎(21=木下グループ)から尊敬の念を示されると、照れ笑い。今回のメンバーについて「頼もしい。実力があるから早く(世界ランキング上位に)上がって来てほしい気持ちは常にある。西岡選手に関してはもっといけると思う。僕はあと数年で消えてしまいますが、西岡君や(ダニエル)太郎がもっと上がって来ることによって、若手もどんどん上がって来られると思う。その期待はすごくしています」と語った。

 コロンビアは世界ランキング130位で最上位のガランがツアー出場を優先して欠場。試合は3戦先勝方式で、初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合を実施。勝てば本戦出場を懸けた来年2月の予選に進む。

 ◆デビス杯対コロンビア組み合わせ

 【14日】
西岡―ソリアノバリラ
錦織―メヒヤ

 【15日】 
錦織、綿貫組―バリエントス、ロドリゲス組
西岡―メヒヤ
錦織―ソリアノバリラ

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2024年9月13日のニュース