王鵬 元横綱の孫の次はおい 「待ってるくらい」 豊昇龍の掛け投げを見透かす 連日の結びで勝ち名乗り

[ 2024年9月13日 18:49 ]

大相撲秋場所6日目 ( 2024年9月13日    東京・両国国技館 )

<大相撲秋場所6日目>豊昇龍(右)をすくい投げで破る王鵬(撮影・会津 智海)
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 平幕・王鵬が大関・豊昇龍をすくい投げ、5日目の大関・琴桜に続いて連日、結びの一番で大関を破った。琴桜は元横綱・琴桜の孫で豊昇龍は元横綱・朝青龍のおい。元横綱・大鵬の孫が、自己最高位の西前頭2枚目から新三役昇進を目指す15日間で輝きを放った。

 「(豊昇龍相手だと)ああいう態勢になったら、どこからでも投げが飛んでくる。反応したというか、待ってるくらいです」
 立ち合いで右上手を取りにきた豊昇龍にあっさりもろ差しになった。左をねじ込むと、豊昇龍の右上手が切れた。さらに掛け投げにきた動きを見透かすように距離を作った。投げを外し、左からすくい投げた。

 「みっともない相撲は取れない。集中力を続けられるように、できたらいい」

 結びの一番を担う自覚はすでに備わっている。24歳は躍進の時を迎えているようだ。

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