パリ五輪競技閉幕 日本は金20で海外開催最多 体操・岡慎之助が3冠で報奨金トップ計1770万円

[ 2024年8月12日 07:05 ]

今大会4つのメダルを掲げる岡慎之助
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 パリ五輪の閉会式が11日(日本時間12日)、フランス競技場で行われ、列島に興奮と感動を呼んだ熱戦が幕を閉じた。金20個、メダル総数55個を目標に掲げた日本選手団は金20、銀12、銅13の計45個のメダルを獲得。海外開催最多だった04年アテネの金16個、メダル総数は海外開催最多の16年リオの41個を上回った。

 日本選手で複数の金メダルを獲得したのは、体操男子で団体総合、個人総合、種目別・鉄棒の3冠を達成した岡慎之助(徳洲会)だ。種目別・平行棒の銅と合わせ、日本オリンピック委員会(JOC)、日本体操協会からの報奨金は合計1770万円。各選手が所属企業やスポンサーから受け取るものを除けば、岡が報奨金トップとなった。

 一方、日本で鍛錬を積み体操男子で2個の金メダルを獲得したフィリピンのカルロス・ユーロは、政府から報奨金として金メダル2個で2000万ペソ(約5000万円)が贈られ、国会下院も独自で600万ペソ(約1500万円)の進呈を決定した。

 フィリピンの国内企業も大盛り上がりで、不動産会社が3500万ペソ(約8750万円)の価値がある高級コンドミニアムをプレゼントするなど、大盤振る舞いとなっている。

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