“無課金おじさん”ユスフ・ディケッチ「金メダルは2028年まで貸しているだけ」“大バズり”に本人は…

[ 2024年8月11日 05:54 ]

ユスフ・ディケチ(右)ら(ロイター)

 装備のシンプルさからネットで「無課金おじさん」として話題となったパリ五輪射撃の混合エアピストルで銀メダルに輝いたトルコ代表のユスフ・ディケッチ(51)が11日までに英公共放送「BBC」の取材に応え、今後について語った。

 ディケッチは、ほかの選手が専用ゴーグルやヘッドホンを着けてプレーする中、耳栓だけのラフな格好で、ズボンのポケットに手を入れ的を狙い、見事銀メダルを獲得したことで、“装備に課金をしない”というゲームで使われる言葉から「無課金おじさん」として話題となっていた。

 同局によると、ディケッチは「あの瞬間、皆さんは私が非常に冷静に見えたと言いますが、実際には心の中では嵐が吹き荒れていました」と全世界で話題になった自身の射撃ポーズを切り取った写真について語った。

 さらに“バズった”理由については「私の射撃ポーズはオリンピック精神を非常によく表現していたと思います」とした上で「フェアプレー、シンプルさ、明瞭さ、そして自然さ。だからこそ、多くの注目を集めたのだと思います」と分析。

 さらに今後の五輪については「2028年のロサンゼルス大会では、私とパートナーが金メダルを獲得します」と次回大会で金メダルに意欲。続けて「金メダルは2028年まで貸しているだけです」と宣言した。

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