村竹ラシッドが帰国「ふつふつと悔しさが…」当日は充実感も“ジョジョ”に気持ち変化 110M障害5位

[ 2024年8月11日 20:27 ]

羽田空港に帰国した三浦龍司(左)と村竹ラシッド(撮影・前川 晋作)
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 パリ五輪に出場した陸上男子110メートル障害5位の村竹ラシッド(22=JAL)が11日、パリから羽田空港着の航空機で帰国した。

 同種目で日本勢初の決勝進出を果たし、日本男子短距離界で歴代最高順位という快挙。「決勝進出は当初から目標にしていたので、達成できたことは凄く自信になる」と充実感を口にした。「レース当日は楽しい思いが大きかった」というが、メダルまで0秒12差と惜しかったことから気持ちは徐々に変化。「日が経つにつれてどんどん、もっと改善できることあったなと後悔も…悔しさが今ふつふつとこみ上げているところです」。そして「この悔しさを来年の東京世界陸上にぶつけるつもりでいる。もう気持ちは次に向かっています」と前を向いた。

 決勝の入場時には、人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のキャラクターが見せる独特な立ち姿「ジョジョ立ち」を披露して話題に。

 準決勝4着ながらタイム上位に入って決勝進出が決まったため「ずっと待っていて憔悴しきっていた。一番大事にしないといけない“試合を楽しむ”ということを忘れていたなと思った」という。そこで「何かインパクト残せることをやろうと思った時に、自分はジョジョが好きなので」とパフォーマンスに至った経緯を明かした。

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