パリ五輪で日本のアニメが大人気 ジョジョ、かめはめ波、ルフィ、ハイキュー…為末大氏も「印象的」

[ 2024年8月11日 20:40 ]

男子110メートル障害・決勝でポーズを決めて入場する村竹(ロイター)

 陸上400メートル障害の日本記録保持者で世界選手権で2度メダルを獲得した為末大氏(46)が11日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、パリ五輪で印象的だったことを明かした。

 為末氏は「今回の五輪で印象的なのは『今の選手やコーチは子供期に日本のアニメを浴びて育っている』ですね」とつづったもの。

 確かに、今パリ五輪ではフェンシング男子サーブル団体で銅メダルを獲得したフランスのメンバーが、日本の人気漫画「ドラゴンボール」の孫悟空の特技「かめはめ波」のポーズを見せた。

 また、日本のアニメ好きで知られる、陸上男子100メートル金メダリストのノア・ライルズ(米国)、ブラジルのカヌーカナディアンシングル(C1)1千メートルで銀メダルを獲得したイザキアス・ケイロスらも「かめはめ波」ポーズを見せている。

 陸上男子110メートルハードルの決勝に進出した村竹ラシッドは、レース前の入場では人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のキャラクターが見せる独特な立ち姿「ジョジョ立ち」のポーズを披露した。

 また、男子砲丸投げで4位の米国のペイトン・オッターダールは、人気漫画「ONE PIECE」好きとして知られており、東京五輪でフランキーのポーズで入場したのに続き、今大会は主人公・ルフィの「ギア4」のポーズで入場した。男子110メートル障害のイタリアのロレンツォンデレ・シモネリは、スタート前の選手紹介の時にルフィの「ニカポーズ」を見せていた。

 バレーボールでは、男子ブラジル代表、ダルラン・ソウザ右前腕部のタトゥーは大人気の高校バレーボールアニメ「ハイキュー!!」に登場する主人公のライバル校・稲荷崎高の横断幕に記されている名言「思い出なんかいらん」。また、袖で隠れている部分には、アニメ「鬼滅の刃」煉獄杏寿郎の顔が彫られ、さらにサーブを打つ前のルーティーンにアニメ「NARUTO」の「火遁の術」の動作を行うなど、筋金入りのアニメ好きとしてネットを沸かせ、男子ドイツ代表のトビアス・クリックは、「ハイキュー!!」の月島蛍のぬいぐるみを持っていることを明かしている。

 為末氏の言葉に「アニメが夢に繋がっているとしたらスゴイですね」「カメハメ波ー!」「『表現方法の一つ』としてる所が、印象的」「感慨深い」などの声が寄せられていた。

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