男子ケイリン決勝で中野慎詞が無念の落車4位 北京五輪銅の永井清史以来16年ぶりメダルならず

[ 2024年8月11日 20:35 ]

パリ五輪最終日 自転車トラック ( 2024年8月11日    サンカンタンアンイブリーヌ・ベロドローム )

 男子ケイリン決勝 マレーシア選手(左)と接触し、転倒する中野慎詞=パリ郊外(共同)
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 自転車トラックの男子ケイリンが行われ、決勝に進んだ23年世界選手権銅メダリストの中野慎詞(25=日本競輪選手会)は落車で4位に終わり、メダル獲得を逃した。日本発祥の種目で08年北京五輪銅メダルの永井清史以来、日本勢4大会ぶり2人目の快挙はならなかった。

 先頭でレースを進めた中野は残り2周で2番手に下がり、3番手を争っていた最終4コーナーで落車した。

 上位3人までが決勝へ進む準決勝では、中野は1組に出場。6周のレースで残り2周までは最後方にいたが、徐々に順位を上げると最終周で3位に浮上して準決勝を突破した。

 アジア大会2冠の太田海也(25=日本競輪選手会)は準決勝2組で3位に入線したが、相手がいる内側に寄せたとして2度目の警告を受けて失格となった。

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