【陸上】青学大・鶴川が2部5000メートルV「やっと戻って来れた」関東インカレ

[ 2024年5月12日 17:17 ]

陸上・関東学生対校選手権最終日 ( 2024年5月12日    国立競技場 )

男子2部5000メートルで優勝した青学大・鶴川
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 男子2部5000メートルで鶴川正也(青学大)が13分36秒41で優勝した。

 留学生との激しいデッドヒートを制した鶴川は「やっと戻って来れた。自分の走りに戻せた」と吐き出した。

 過去2年は3位で悔しい思いを味わった。「ラスト1周の切れ、ラスト100メートルの負けない走りが自分の武器だが、過去3年間はその力を発揮できず、悔しい結果だった。やっと今年は自分の持ち味を生かせた」と喜びをかみしめた。

 昨年の出雲駅伝では最終6区を走り区間7位。3位でタスキを受けたが、1つ順位を落としてゴールした。

 「出雲駅伝が本当に悔しくて、感情的になって自分のキャパを考えずにトレーニングしたら3週間後に疲労骨折が発覚した」。過度な練習の影響で、右大腿骨を疲労骨折。それでも無理をして走り続けたため、フォームも崩れてしまった。

 全日本、箱根は出場を逃した。母校は箱根で2年ぶりの総合優勝を飾ったが「9・9割悔しかった」と複雑な思いで見守った。

 4年生で迎えた新たなシーズン。トラックでの実力は証明した。しかし本当の夢は箱根路でスポットライトを浴びること。鶴川は「箱根駅伝で活躍したい、優勝に貢献したいという気持ちで青学に入った。今日だけ喜んで、明日からは来年の箱根駅伝に向けてトレーニングをやっていく」と前を見据えた。

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