IOC 曙太郎さん追悼 98年長野五輪で土俵入り「世界の人々に堂々とした姿を披露した」

[ 2024年4月11日 15:00 ]

曙太郎さん
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 プロレスラーとしても活躍した元横綱の曙太郎(本名=チャド・ジョージ・ハヘオ・ローウェン)さんが、心不全で死去したことが11日に分かった。54歳。国際オリンピック委員会(IOC)が追悼した。

 IOCによる日本語公式アカウント「オリンピック」が訃報を受け、98年長野五輪で土俵入りした曙さんの動画を公開。

 「長野1998オリンピックでは、当時の横綱・曙関として世界の人々に堂々とした土俵入りを披露した曙太郎さん」とつづり、「ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます」と故人をしのんだ。

 曙さんは1969年5月8日生まれ、アメリカ・ハワイオワフ島出身。花田虎上、貴乃花ら「花の六三組」として1988年3月場所で初土俵を踏み、90年9月場所で新入幕。93年1月場所で13勝2敗で優勝し横綱に推挙され、3月場所で外国人力士初となる第64代横綱として土俵を踏んだ。幕内優勝11回。横綱在位中の1996年4月に日本国籍を取得。2001年1月場所で引退し、03年にK-1出場を表明。プロレスラーとしても活躍した。

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