大坂なおみ　22年9月以来の日本での試合に向け調整　杉山監督「どんどんコンディションが上がっている」

大坂なおみ（AP）
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　女子テニス国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯予選の日本―カザフスタン戦はあす12日から2日間、東京・有明コロシアムで開催される。20年2月のスペイン戦以来4年2カ月ぶりに国別対抗戦のメンバーに復帰した大坂なおみ（26＝フリー）が10日早朝に帰国。午前10時から本番会場で約2時間の練習を行った。23年7月に第1子となる女児を出産し、今季からツアーに復帰。日本でのプレーは22年9月の東レ・パンパシフィック・オープン以来となる。

　杉山愛監督（48）は本番会場で会見し「ベストメンバーがそろった。一丸となって勝利をつかみたい」と力を込めた。大坂とは1月の全豪オープン以来の再会。「どんどんコンディションが上がっている」と評価し「前は人と距離を取りたい空気があったが、おおらかで優しい雰囲気になった」と印象を語った。カザフスタン戦は12日にシングルス2試合、13日にシングルス2試合とダブルス1試合を行い、3勝した方が勝利。勝てば11月の決勝大会に進む。