“キング”レブロン・ジェームズの息子がNBAドラフトへ!同時にトランスファーポータルも参加

[ 2024年4月6日 06:10 ]

レブロン・ジェームズと息子ブロニー(右)(AP)
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 NBAレイカーズのレブロン・ジェームズの息子であるブロニー・ジェームズ(南カリフォルニア大学=19)が今年のNBAドラフトに参加することを6日までに自身のインスタグラムで表明した。

 ブロニーは、昨夏のワークアウト中に心停止に見舞われ、4か月の中断を余儀なくされた。復帰後も、ブロニーは最初の4試合で出場時間の制限があり、1年目シーズンはわずかにNCAAトーナメント出場に及ばなかった。

 その中で自身のインスタグラムで「私は大学資格を維持しながらNBAドラフトに参加する」とNBAドラフトへの参加表明。同時に「NCAAトランスファーポータルにも参加します」とつづった。

 トランスファーポータルとは、選手が利用できるシステムで、登録することで自分にトランスファーの意思があることを示すことができ、他チームがその選手にコンタクトを取ることできるというもの。従来のルールでは、チームに所属している選手を他チームがリクルートすることは禁止されていたが、トランスファーポータルに登録された選手であればリクルートが可能となる。

 最後に「素晴らしいUSCに感謝し、いつものように家族、友人、医師、アスレチックトレーナー、ファンのサポートに感謝します」と締めた。

 ブロニーのNBAドラフト参加表明に現地の複数メディアが反応した。米スポーツ専門局ESPN(電子版)のエイドリアン・ウォジュナロウスキー氏によると、ドラフト前の計画では、ドラフト残留の期限である5月31日の前に対象チームとトレーニングと面談を行い、ドラフト順位に関係なく、潜在的な成長状況があるかどうかを確認することになると報じた。

 父レブロンはこれまで何度も息子と同じNBAチームでプレイすることが目標だと言ってきた。22年にはスポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のジェイソン・ロイド記者に、「ラストイヤーは息子とプレイするだろう。ブロニーがどこにいこうが、そこが自分の行くところだ。息子と1年一緒にプレイするためなら、なんだってする。その時にお金は重要じゃない」と話していた。

 レブロンの目標であるブロニーとの共演は叶うのか。今後のブロニーの動向にも注目が集まる。

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