【柔道】7階級中5階級で新社会人が優勝 同世代の斉藤立「フフフっ」選抜体重別選手権

[ 2024年4月6日 20:01 ]

柔道全日本選抜体重別選手権第1日 ( 2024年4月6日    福岡国際センター )

<全日本選抜柔道体重別選手権>男子60キロ級決勝、福田(左)を破り優勝した近藤はガッツポーズ(撮影・岡田 丈靖)
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 5月の世界選手権(アブダビ)選考会を兼ねて男女計7階級が争われ、男子60キロ級の近藤隼人(22=パーク24)ら、4月に新社会人となった5選手が優勝し、“フレッシュマン旋風”を巻き起こした。

 新社会人で優勝したのは近藤の他に、男子66キロ級の田中龍馬(SBC湘南美容クリニック)、同81キロ級の老野祐平(旭化成)、女子48キロ級の古賀若菜(JR東日本)、同52キロ級の白石響(コマツ)の5人。近藤は初優勝、田中は3年ぶり2度目、老野は2連覇、古賀は5年ぶり2度目、白石は3連覇だった。

 体重別日本一決定戦に位置付けられる今大会だが、早期内定制度の導入により、今夏のパリ五輪代表は全階級で決定済み。男女計14人の五輪代表は1人も出場していない一方で、今年は28年ロサンゼルス五輪の代表争いのスタートの意味合いが強く、心身共に充実期にある世代が結果を残した形だ。

 この世代の“大将格”と言えるのが、男子100キロ超級でパリ五輪代表の斉藤立(JESグループ)。この日は会場でサイン会に出席し、多くのファンと交流した世代のエースも、「言われてみればそうですね。斉藤立世代?フフフっ」とまんざらでもない様子だった。

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