西郷真央3差7位で最終日へ 初V見据え「全力で頑張りたい」

[ 2024年3月24日 10:25 ]

米女子ゴルフツアー 朴セリ選手権第3日 ( 2024年3月23日    カリフォルニア州・パロス・ベルデスGC=6447ヤード、パー71 )

西郷真央
Photo By スポニチ

 第3ラウンドが行われ、日本勢では9位から出た西郷真央(22=島津製作所)が4バーディー、1ダブルボギーの69で回り、通算6アンダー、207で、首位と3打差の7位に浮上した。同組でのプレーで、66と伸ばした古江彩佳と67で回った西村優菜はともに通算4アンダーで15位。笹生優花は通算3アンダーで26位、勝みなみは3オーバーで58位、稲見萌寧は4オーバーで65位だった。通算9アンダーまで伸ばした申ジエ(韓国)とアリソン・リー(米国)首位に立った。

 ピンが大きく揺れるほど、強い風が吹く中で西郷が好位置をキープした。前半は2バーディーを奪ったものの、ダブルボギーもあって、スコアを伸ばせずにハーフターン。後半は12番、17番でバーディーを奪い、69でホールアウトした。

 中継局WOWOWのインタビューに「スタートから風が強くて、グリーン上でもボールが動いてしまうんじゃないかと思うほど。しっかりスコアを伸ばせて良かった」と息をついた。「1メートルくらいでも外しそうなところがあった」という難コンディションに心がけたことは一打に集中すること。「セカンドショットの距離感を慎重にやりながら、グリーン上も短いパットでもいつも以上に丁寧にやりながら」1日を乗り切った。

 首位とは3打差。ルーキーイヤーの3試合目で早くも優勝を狙える位置につけた。「(最終日も)耐えるゴルフになると思うので、耐えるところは耐えて、チャンスホールでしっかりバーディーを取れるように全力で頑張りたい」と力を込めた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年3月24日のニュース