新入幕の尊富士は豊昇龍の小手投げで転がされ初黒星 大の里も敗れて依然として後続と2差

[ 2024年3月21日 17:57 ]

大相撲春場所12日目 ( 2024年3月21日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所12日目>尊富士(奥)は豊昇龍の小手投げで転がされた(撮影・井垣 忠夫)
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 大相撲春場所は21日、エディオンリーナ大阪で12日目を迎え、優勝争い単独トップを走る新入幕の東前頭17枚目・尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)は大関・豊昇龍(24=立浪部屋)の小手投げに屈し、初日からの連勝は11で止まった。それでも新入幕初日から11連勝は1960年初場所の大鵬に並ぶ数字で、今場所の優勝争いで単独トップは変わらない。豊昇龍は敗れれば、優勝の可能性が消滅する一番で大関の意地を示し、3敗をキープした。

 ざんばら髪の注目力士、西前頭5枚目・大の里(23=二所ノ関部屋)は結びで新大関の琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)の小手投げに敗れて3敗に後退した。琴ノ若は3敗で踏ん張った。

 西前頭6枚目・豪ノ山(25=武隈部屋)は関脇・大栄翔(30=追手風部屋)をはたき込み、3敗をキープした。

 西前頭8枚目の高安(34=田子ノ浦部屋)は小結・阿炎(29=錣山部屋)と突き合う流れで、つかまえきれず逆襲を食らい押し出されて4敗となった。

<大相撲春場所成績上位>
11勝1敗 尊富士
9勝3敗 豊昇龍、琴ノ若、大の里、豪ノ山

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