【競泳】異色・元「駅員さん」初の五輪代表ならず… 200M平泳ぎの深沢大和、派遣記録突破も

[ 2024年3月21日 20:43 ]

競泳国際大会代表選考会第5日 ( 2024年3月21日    東京アクアティクスセンター )

深沢大和
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 男子200メートル平泳ぎ決勝で、深沢大和(23=東急)が2分7秒75で3位。派遣標準記録2分8秒48を突破も、初の五輪代表はならなかった。

 派遣標準記録を突破して2位以内に入ることが条件だけに、3位で悲願ならず。「いろんな方に支えていただいた」と感謝の言葉を残した。

 深沢は昨春に慶大を卒業し、東急に就職。田園調布駅で駅員を務めた異色の経歴を持つ。都市開発を希望して入社したが、五輪への夢を諦めきれずに仕事と並行して競技を続行。会社に直談判して、昨年10月から競技に専念し、記録を大幅に伸ばしてきた。

 今年2月には、慶大の同級生である佐藤翔馬(23=東京SC)の保持する日本記録2分6秒40も視野に入れ、代表選考会に向け「今の日本の水泳界で僕が一番調子がいいと思う。日本記録で優勝して五輪にいきたい」と宣言していた。

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