【東京マラソン】パリ五輪へ設定タイム突破できなかったワケ 瀬古氏「五輪を狙う選手は全員が…」

[ 2024年3月3日 13:16 ]

東京マラソン ( 2024年3月3日    東京都庁~東京駅前の42・195キロ )

瀬古利彦日本陸連ロードランニングコミッションリーダー
Photo By スポニチ

 パリ五輪代表の男子3枠目をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ最終戦として行われ、西山雄介(トヨタ自動車)が2時間6分31秒(速報値)で日本人トップの9位に入った。

 今大会で日本陸連が定める設定タイム2時間5分50秒以内をマークし、日本人最上位に入ればパリ切符獲得だったが、日本選手は記録を突破できなかった。

 パリ五輪の代表は昨秋のMGC1位の小山直城(ホンダ)、2位の赤崎暁(九電工)、3位の大迫傑(ナイキ)で決着した。

 レース後に会見した日本陸連の瀬古利彦・ロードランニングコミッション・リーダーは「記録を狙うと力が入って思うように走れないと今回よく分かった。五輪を狙う選手は全員が力入っちゃって、空回りというか。五輪は難しい」とした上で、「今回は我々の想像する記録ではなかったが、芽はつぶれていない。これから期待したい」と話した。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年3月3日のニュース