【東京マラソン】パリ補欠の川内優輝「全力で準備を」故障から復活へ「今の悔しさと情けなさも力に変えて」

[ 2024年3月3日 13:38 ]

東京マラソン ( 2024年3月3日    東京都庁~東京駅前の42・195キロ )

川内優輝
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 パリ五輪代表の男子3枠目をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ最終戦として行われた。

 今大会で日本陸連が定める設定タイム2時間5分50秒以内をマークし、日本人最上位に入ればパリ切符獲得だったが、日本選手は西山雄介(トヨタ自動車)の2時間6分31秒が最高で、記録を突破できなかった。

 このため、昨秋のMGCで1位の小山直城(ホンダ)、2位の赤崎暁(九電工)に続き、3位の大迫傑(ナイキ)が代表に決定。4位の川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が補欠となった。

 川内はMGC後に左臀部や左脚を痛めた影響で、先月25日の大阪マラソンを欠場するなど苦境に陥っているが、東京マラソン後に自身のX(旧ツイッター)を更新。「12年前のロンドン五輪では補欠にすらなれませんでしたが、パリ五輪の補欠に決まりました。故障からの完全復帰後は今の悔しさと情けなさも力に変えて、全力で『補欠』としての準備をしていきます」と闘志を高めた。

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