【サーフィン】東京五輪銅メダル・都筑有夢路 パリ消滅 男子3人、女子1人の代表が確定

[ 2024年3月3日 04:50 ]

サーフィンワールドゲームズ第7日 ( 2024年3月1日    米自治領プエルトリコ・アレシボ )

パリ五輪出場を逃し、涙ぐむ都筑有夢路(中央)
Photo By 共同

 パリ五輪世界最終予選を兼ねた世界選手権に相当する大会で1日、日本勢で唯一勝ち残っていた21年東京五輪女子銅メダルの都筑有夢路(22=木下グループ)は敗者復活6回戦1組4位で敗退が決定。2大会連続の五輪出場を逃した。これで日本は男子3人、女子1人の代表が確定した。

 2回戦4位で敗者復活戦に回り、後のない状況で一歩一歩とパリ切符に近づいていた都筑。結果的に2位以上に入れば2大会連続出場が決まっていたはずの同6回戦は4位敗退。厳しい表情で海から上がると「納得がいくサーフィンができなかったのが、一番悔しい」と声を絞り出した。

 21年も五輪直前のWGで出場権を獲得し、東京五輪で銅メダルを獲得。後のない状況から巻き返した自信を胸にプエルトリコに乗り込んだが、このヒートでは序盤からライバル勢にリードされると、後半は優先権を持ったドイツ選手に徹底マークを受け、力尽きた。

 日本を引っ張ってきた女子のエース。「自分の中でたくさん学びがあった。次に向けて切り替えていきたい」と22歳は気丈に前を向いた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年3月3日のニュース