【リーグワン】昇格2季目の相模原が昨季王者・東京ベイを撃破　静岡戦に続き日本一経験チームに連勝

ラグビーリーグワン1部第8節   相模原34―28東京ベイ （ 2024年3月3日    東京・秩父宮ラグビー場 ）

＜東京ベイ・相模原＞勝利を喜ぶ相模原の選手たち（撮影・篠原岳夫）
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　レギュラーシーズン折り返しの一戦は、昨季10位の相模原が王者・東京ベイを34―28で下し、4勝目（4敗）を挙げた。1月には3位の東京SGに2点差負け、前節は静岡に53―45で勝利し勢い乗るチームが、価値ある白星を手に入れた。

　前半は3トライずつを取り合い、17―17で折り返し。後半も先にスコアを許したものの、同14分にロックのスティーンカンプのトライとゴールで勝ち越し。諦めない王者に連続PGを決められ追い掛ける展開となったが、同30分、スティーンカンプが再びトライを決め逆転。3分後にもWTBポルトリッジのトライで突き放すと、6点のリードを守り切った。

　昇格1季目だった昨シーズンは、序盤戦にトヨタやBL東京を破り台風の目となった相模原だが、中盤戦以降は息切れ。結果的に10位に終わり入れ替え戦に回ったものの、今季は新しいアタックコーチを招き、得点力を強化。4勝4敗と星を五分に戻し、後半戦はさらなる上位進出を目指す。