古江彩佳V逸8位 「やってはいけない」15番ボギー悔やむ

[ 2024年3月3日 16:01 ]

米女子ゴルフツアーHSBC女子世界選手権最終日 ( 2024年3月3日    シンガポール セントーサGC=6775ヤード、パー72 )

古江彩佳(AP)
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 最終ラウンドが行われ、単独首位から出た古江彩佳(23=富士通)は1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの75と伸ばせず、通算7アンダー、281で8位に終わった。畑岡奈紗(25=アビームコンサルティング)は69、西村優菜(23=スターツ)は66をマークし、通算9アンダーで3位に入った。笹生優花(22)は66で回り、通算5アンダーで17位。通算13アンダーでハナ・グリーン(オーストラリア)が優勝した。

 2打差をつけてスタートした古江はパーを並べる我慢のゴルフが続いた。首位を明け渡していた14番でようやく待望のバーディー。首位に1打差に迫ったが、直後の15番パー3が痛かった。ティーショットはわずかにグリーンに届かずバンカーのへりにボールがめり込む“目玉”状態に。2打目は出すだけでボギー。すると17番もボギーをたたき、最終18番は集中力が切れたのか、グリーン奥のバンカーから1度で脱出できず、ダブルボギーを叩いた。

 中継局WOWOWのインタビューには「バーディーチャンスにうまくつけられなかった。しんどい1日だった」とこぼした。特に15番については「とりあえずグリーンに乗せてパーで終盤に持って行きたかった。一番やってはいけないことをした」とがっくり。終盤4ホールで4打落とす失速ぶりだった。それでも、今季はこれで4試合中3度のトップ10と好調はキープしている。「(優勝争いの)回数を増やせれば、チャンスもできてくる」と22年スコットランド女子オープン以来となるツアー2勝目に向け、前を向いた。

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