新入幕の大の里 故郷・石川に元気与える!「より一層頑張らないといけない」14日初場所

[ 2024年1月4日 04:40 ]

稽古始めのぶつかり稽古で師匠の胸を借りる新入幕の大の里(左)
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 大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)で新入幕を果たした大の里(23=二所ノ関部屋)が3日、茨城県阿見町の同部屋で新年初稽古を行った。十両の高橋改め白熊(しろくま)と連続で9番取って5勝4敗。衝撃音が響き渡るような激しい当たりから一気に前に出るなど、迫力十分の取り口を披露した。

 ぶつかり稽古では師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)に胸を借り、何度も転がされながら土まみれになった。「最初の場所を幕内として迎えることができた。年男でもあるので、いい一年にしたい」と抱負を述べた。

 石川県津幡町出身。年末に帰省した故郷は1日に大きな地震に見舞われた。家族の無事は確認できたが停電や断水になっている。能登の状況をテレビなどで見て心を痛めているが、今できることは土俵上から元気を与えること。「初場所はより一層頑張らないといけない。石川県に明るい話題を届けたい」と奮闘を誓った。

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