【高校ラグビー】桐蔭学園が準決勝前日練習 大阪対策は万全、春の王者はさらに成長中

[ 2024年1月4日 18:04 ]

全国高校ラグビー大会<桐蔭学園練習>大阪桐蔭との準決勝を前に汗を流す桐蔭学園・萩井(撮影・北條 貴史)
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 全国高校ラグビー選手権で4強入りした桐蔭学園(神奈川)は4日、大阪市住之江区のドコモ南港グラウンドで大阪桐蔭(大阪第2)戦に備えて2時間練習した。練習では主に守備に時間を割いた。試合形式の15対15でもレギュラー組が相手ボールのスクラム、ラインアウトの対応を繰り返した。

 3日の準々決勝・東海大大阪仰星(大阪第2)では後半にペナルティーを連発。付け入る隙を与えた。「ディフェンスが悪かった。特にオフサイドが多かった」と反省点を挙げた藤原秀之監督(55)はすぐに修正にかかった。オフサイド対策に“3歩下がって”アタックする守備を徹底させていた。

 修正に加えて、相手対策にも余念がない。大阪桐蔭は優勝した春の選抜大会で38―10で一蹴している。出場を逸した前回の花園の悔しさと、代わりに神奈川代表となった東海大相模が大阪桐蔭に準々決勝で0―55で大敗した驚きを受け入れてのリベンジ成功。それでも「FWのサイズが大きい。短いパスからのモールなど春からの成長を感じる」と藤原監督は警戒を怠らない。

 この日の練習では倒された後のボールを遠くに置く意識確認も行った。「相手FWは大きいぞ。腕が伸びてくるぞ!!」と指揮官の大声が飛ぶ。大阪桐蔭FWがジャッカルを仕掛けられる位置にボールがあれば、ノットリリースザボールのペナルティーを取られる可能性があるからだ。

 「大阪で大阪のチームに勝つのは、難しいからね」(藤原監督)。東海大大阪仰星戦の残り10分からの劣勢は完全アウエーの雰囲気が一因でもある。No・8城央祐(しろ・おうすけ)主将(3年)は「向こうがいいプレーをすればワーッとなる。それが自分の中でストレスになっていたかもしれない」と振り返った。不安は“対大阪”…。しかし、それも払拭できた。

 「それでも勝ち切れたのだから成長を感じている。それに、ミーティングで選手が腹をくくったと感じた」と藤原監督は言う。城主将は「みんなの気持ちの変化が行動になっていたり、発言の深さになっていたり…。勝ちにこだわるミーティングになっていた」と説明した。大阪桐蔭FWは「大学レベルのサイズでしょ」(藤原監督)というのは分かっている。「でも、体重とか大きさがすべてじゃない。ウチもFW強いので」と城主将は自信たっぷりに笑顔を見せていた。春の王者は3大会ぶりの花園制覇に向けて成長を続けている。

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