原英莉花　2度目の日本女子OP制覇へ意気込み「新しい気持ちで…勝てたらいいな」

原英莉花
Photo By スポニチ

　女子ゴルフの日本女子オープン（賞金総額1億5000万円、優勝賞金3000万円）は28日から4日間、福井県・芦原GC海C（6528ヤード、パー72）で開幕する。

　20年大会優勝の原英莉花（24＝NIPPON　EXPRESSホールディングス）は「もう勝ったのが3年も前ですし、本当に過去の話になってくる。小さい頃からこの試合に出たいと思ってやってきた部分があって、また新しい気持ちでこの試合で勝てたらいいなと思います」と意気込んだ。

　この日はプロアマ戦で調整を行った。5月には腰のヘルニア摘出手術を受け、北海道meijiカップから復帰。8月末のニトリレディスでは9位に入るなど状態は上向きだ。

　今大会の開催コースは、ショットの正確性が求められるタフなコースセッティングで、特にティーショットでフェアウェーキープできるかがカギとなる。原は「自分が打ちたい球と打った実際の球が合ってきたので、だいぶティーショットに関して少しずつ不安が減ってきた」と胸を張った。

　福井県では多数の恐竜の化石が発掘されており、福井駅前には恐竜を模した大きなモニュメントが設置されるなど、恐竜王国としても名を馳せている。今大会ロゴにも恐竜のキャラクターを起用。ツアーではめずらしい光景に「キャラクターの恐竜が好き。凄いかわいいですね！」と笑顔を浮かべていた。