【バスケ】馬場雄大がB1長崎入り 5年ぶりの国内復帰

[ 2023年9月26日 10:00 ]

馬場雄大(AP)
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 バスケットボール男子Bリーグ1部の長崎は26日、今夏のW杯で日本代表のパリ五輪切符獲得に貢献した馬場雄大(27)の獲得を発表した。昨季NBA傘下Gリーグのレジェンズに所属した馬場はA東京でプレーした18~19年シーズン以来、5年ぶりの国内復帰。26日正午から長崎市内で入団会見を行う。

 馬場は19年7月にマーベリックスの一員としてNBAサマーリーグに参加。同10月にレジェンズと契約した。20~21年シーズンはオーストラリアNBLのメルボルン・ユナイテッドでプレーして優勝に貢献。21年10月にレジェンズに復帰し、22年3月からは再びメルボルン・ユナイテッドに所属。同10月からは3度目となるレジェンズでプレーした。

 今夏のW杯では肩にケガを負いながら全5試合に出場し、1試合平均21・7分出場、6・4得点を記録。激しい守備など数字以上の役割を果たした。

 長崎は20年に創設。通販大手のジャパネットホールディングスが親会社として支える。21~22年シーズンにB3に参戦。2年連続で昇格を果たし、新シーズンはB1で戦う。今夏はNBAジャズで41試合に出場した実績を持つ身長2メートル1のパワーフォワード、ブラントリーを獲得するなど積極補強。24年秋には本拠地となる新アリーナも開業予定だ。

 GM兼任の伊藤拓摩社長(41)はA東京で監督、テクニカルアドバイザーなどを歴任。馬場が所属時のレジェンズでコーチを務めるなど親交は深い。B1昇格の目玉補強として、日本屈指の実力、人気を誇るシューティングガードに白羽の矢を立てた。


 ◇馬場 雄大(ばば・ゆうだい)1995年(平7)11月7日生まれ、富山県出身の27歳。富山第一高を経て筑波大在学中の17年にA東京入りし、17~18年シーズンにBリーグ新人賞を獲得した。19年夏から海外挑戦し、NBA傘下Gリーグ・レジェンズ、オーストラリアNBLメルボルン・ユナイテッドでプレー。17年に日本代表デビューし、19年W杯、21年の東京五輪、23年W杯に出場。父・敏春氏もバスケ元日本代表。妻は女優の森カンナ。1メートル95、90キロ。右利き。

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