貴景勝 綱獲りへ「一生懸命ひた向きに頑張っていく」 全休明けの15日間18番「長く感じた。疲れた」

[ 2023年9月26日 05:11 ]

4度目の優勝から一夜明け、貴景勝はポーズをとる(撮影・郡司 修)
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 貴景勝は激動の15日間を終え「長く感じた。疲れた」と素直な心境を述べた。取り直し2回に決定戦も含めると15日間で18番。さらに名古屋場所の全休で1場所空いた分、いつもより「本場所独特の体感時間」が長く感じられた。

 休場中はライバルたちの取組をテレビ観戦。「命を懸けて土俵に立っている姿がキラキラして見えた。純粋に格好良く見えた。良い発奮材料にさせてもらいました」。客観的視点から見えたものが、大混戦を逆転で制す執念につながった。

 九州場所は成績次第では綱獲りとなる。過去2度の大関での優勝翌場所は途中休場に終わり悔しい思いをしてきた。「もう2回失敗しているので“三度目の正直”なのか“二度あることは三度ある”なのか分からないけど、諦めたら絶対にできない。現役を終えるまでは一生懸命ひた向きに頑張っていくしかない」。横綱という小さい頃からの夢へ向かい、今度こそはと決意を込めた。

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