【バスケW杯】ラトビア 準々決勝で力尽きる…八村塁の元同僚ベルターンス悔し涙も「最後しびれた」の声

[ 2023年9月6日 20:03 ]

バスケットボール男子W杯準々決勝   ドイツ81ー79ラトビア ( 2023年9月6日    フィリピン・モール・オブ・アジア・アリーナ )

悔し泣きするベルターンスをフォローするラトビアの選手たち(AP)
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 バスケットボール男子W杯準々決勝が6日、フィリピン・モール・オブ・アジア・アリーナで行われた。第1試合は初出場のラトビア(世界ランキング29位)がドイツ(同11位)との接戦に敗れて準々決勝敗退となった。試合後にはウィザーズ時代に八村塁の仲間だったデイビス・ベルターンス(30=サンダー)が悔し涙を流した。

 今大会のラトビアは完全にダークホース的なチームとなった。1次リーグではフランス(同5位)に勝利するなど2位通過。2次リーグでは前回王者で世界ランキング1位のスペインに勝利する番狂わせを起こし、ブラジルにも勝利して2連勝でベスト8進出を決めた。

 この試合ではベルターンスが第1クオーターから3点シュートを4本中3本決めるなどチームに勢いをつけた。前半は3点シュートを4本決めるなど12得点をマークしながらも、チームは2点ビハインドで前半を終えた。

 第3クオーター開始早々にベルターンスが左エルボー付近から3点シュートを決めて、相手の反則誘って4点プレーを成立させた。しかし勝ち越すことはできず、62―59でこのクオーターを終えた。

 第4クオーター開始早々に0―8のランで一気に突き放されたが、猛追して79―81で迎えた残り7秒。ディフェンスでリバウンド取ったベルターンスがドリブルで運んで、3点シュートなら逆転、2点シュートなら同点の場面で選択したのは右エルボー付近からの3点シュートだった。しかしボールはリングに嫌われ試合終了。チームは敗れ終戦。ベルターンスはシュートが外れた瞬間にユニホームで顔覆い、悔し泣きをした。

 この試合でベルターンスは両チームトップの6本の3点シュートを含む20得点をマークした。

 ネットでは「ベルターンスの最後のスリーはしびれた」「ベルターンスめちゃくちゃ悔しいだろうな…」「最後のベルターンスのスリーは思い切りがあって良かったと思うよ」などの声が上がり、初出場でベスト8まで進出したチームについても「ラトビアはナイスファイトだった」「ラトビアは夢を見せてくれた」「ラトビアの追撃は凄まじかった」「ラトビア最後まで素晴らしかった」などの称える声が多く上がった。

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