【バスケW杯】米国とカナダも五輪切符獲得!準々決勝進出の欧州勢6チームが“残り2枠”を争う激戦へ

[ 2023年9月4日 20:21 ]

<バスケW杯2次リーグ スペイン・カナダ>スペインに勝利し準々決勝進出を決め喜ぶカナダ代表選手ら(ロイター)

 バスケットボール男子W杯2次リーグは3日に全日程が終了し、準々決勝に駒を進める8チームが決定。米大陸勢で8強入りを果たした米国(世界ランク2位)とカナダ(同15位)が24年パリ五輪切符を獲得した。

 各大陸のパリ五輪切符争いは開催国フランスを含めた出場12チーム中、7チームが今大会で決定へ。ここまでにオセアニア最上位となったオーストラリア(同3位)、アフリカ最上位の南スーダン(同62位)、アジア最上位の日本(同36位)の五輪出場が決定。加えて米大陸2枠の出場権を米国とカナダが獲得。あとは準々決勝進出を決めた欧州勢6チームが2枠を争うことになった。

 準々決勝に駒を進めた欧州勢はセルビア(同6位)、スロベニア(同7位)、リトアニア(同8位)、イタリア(同10位)、ドイツ(同11位)、ラトビア(同29位)の6チーム。一方で、優勝候補に推されていた前回王者スペイン(同1位)が2次リーグで姿を消す波乱も起きた。この結果、前大会4強(スペイン、アルゼンチン、フランス、オーストラリア)不在の準々決勝となった。

 注目の準々決勝組み合わせはセルビア―リトアニア、イタリア―米国、ドイツ―ラトビア、カナダ―スロベニアに決定。ここで米国とカナダがそろって勝利した場合、4強入りした残る欧州勢2チームが五輪切符を獲得へ。それ以外の場合は準決勝以降までもつれることになる。

 なお、パリ五輪出場権残りの4枠は今大会で出場権を逃した19チームと、プレ予選を突破した5チームの計24チームで争われる世界最終予選で決まることになる。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年9月4日のニュース