紀平梨花が中部選手権辞退 右足距骨疲労骨折が「完治に至らず」26年ミラノ五輪へ今年は完治優先

[ 2023年9月4日 17:14 ]

紀平梨花
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 フィギュアスケート女子の紀平梨花(21=トヨタ自動車)が4日、自身のX(旧ツイッター)を更新。中部選手権への出場を辞退すると表明した。

 紀平は「今年の大会についてです。今年の中部選手権はエントリーしないことをお知らせさせていただきます」と発表。「以前からの右足距骨疲労骨折ですが、昨年の全日本選手権で悪化し、現在かなり回復しましたが、まだ完治には至らず、この決断をさせていただきました」とした。

 続けて「また、昨シーズンのように、怪我を抱えたまま練習も試合も全力を尽くせず、成績も中途半端になるというのを繰り返したくはなく、2026年ミラノオリンピックの夢に向け、今年は怪我の完治を優先しようと、コーチとミーティングを重ね決断いたしました」と説明。

 「現在、怪我も完治に近づいてきているので、カナダのトロントのブライアンコーチの元で、氷上練習、オフアイストレーニングの強度を徐々に上げていっているところです」といい「GPシリーズカナダ大会は、まだ少し時間があるので、状態を見極めながら考えようと思っています」とつづった。

 紀平は「来シーズンは、まず健康、そしてパフォーマンスも完全に復活し、全力でトップを目指していけたらと思っております。これからも、まさに今も、全力で氷上練習、オフアイスに励んでいきます。目指すは2026年ミラノオリンピック。これからも引き続き応援、見守っていただけると嬉しいです」と今後の選手活動に意気込んだ。

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