金城、川井姉妹が世界切符逃す 金城「簡単に引退、さよならとは言えない」

[ 2023年7月18日 05:10 ]

<レスリング世界選手権代表選考プレーオフ>女子フリースタイル59キロ級3回戦、南條早映(左)に逆転負けした金城梨紗子(撮影・尾崎 有希)=17日午後、味の素ナショナルトレーニングセンター
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 レスリングの非五輪階級の世界選手権(9月、ベオグラード)代表決定プレーオフは17日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで男女計10階級が行われ、東京五輪金メダリストで姉妹の金城梨紗子と川井友香子(ともにサントリー)が代表を逃した。

 59キロ級に出場した姉の金城は3回戦で南條早映(東新住建)に、65キロ級の川井は1回戦で尾崎野乃香(慶大)に敗れた。女子は南條や尾崎らが代表に決定。男子グレコローマンスタイル82キロ級は東京五輪77キロ級銅メダルの屋比久翔平(ALSOK)が代表入りした。

 金城の涙は止まらなかった。初戦の残り数秒で痛恨の逆転負けを喫した。

 昨年5月に出産し、母として目指した世界切符に届かず「娘に金メダルをかけてあげたかった」と無念さをにじませた。

 序盤から6―0とリードしながら、残り1分から南條の圧力に押され、2点差。終了間際に捨て身の首投げをこらえられず、体が返った。再び勝負の厳しさを味わった28歳は「産後復帰の壁を高くしてしまっているようで、自分が情けない。簡単に引退、さよならとは言えない」と複雑な心境をのぞかせた。

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