若元春 痛恨の3敗目 大関獲りへ後がなくなった 大栄翔、勝ち越し決めた 豊昇龍は2敗目

[ 2023年7月18日 17:49 ]

大相撲名古屋場所10日目 ( 2023年7月18日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

阿武咲(右)に押し出しで敗れた若元春(撮影・成瀬 徹)
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 大相撲名古屋場所は18日、10日目の取組が行われ、大関昇進を目指す関脇・若元春(29=荒汐部屋)が痛恨の3敗目を喫した。同じく大関獲りを狙う豊昇龍(24=立浪部屋)は2敗目。大栄翔(29=追手風部屋)は勝ち越しを決めた。

 若元春は平幕・阿武咲に押し出しで敗れた。前日の取組後に「自他ともに成績と内容で認められることを目指したい」と語っていたが、大関獲りへ後がなくなった。

 大栄翔は平幕・平戸海を突き落としで下し、8勝目を挙げた。豊昇龍は小結・琴ノ若に押し出しで敗れた。

 大関昇進の目安となる3場所合計33勝到達まで、大栄翔は残り5日であと3勝、豊昇龍はあと4勝、若元春はあと5勝とした。

 4日目から出場の新大関・霧島は、粘る平幕・宇良に寄り切りで勝ち、4勝4敗2休とした。

 平幕・錦木は平幕・明生を寄り倒しで破った。前日に初土俵から史上3番目となる所要103場所でのスロー新三役を確実とした錦木。この日も力強い取組で1敗をキープした。

 平幕・北勝富士は平幕・玉鷲を押し倒しで下し9勝目を挙げた。前日に5場所ぶりの勝ち越しを決めた勢いのまま7連勝となった。平幕・遠藤は平幕・千代翔馬を押し出しで下し、勝ち越しを決めた。

 新入幕組は、昭和以降最速タイの所要3場所で新入幕を果たした伯桜鵬が琴恵光を押し出しで破り7勝目。豪ノ山は宝富士を寄り切り連敗を4で止めた。湘南乃海は武将山を上手出し投げで破り7勝3敗とした。

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