【アメフト】元アマ横綱・花田秀虎「自分の力で這い上がっていく」コロラド州立大からNFL挑戦

[ 2023年7月18日 15:07 ]

<花田秀虎・NCAAコロラド州立大入学決定プレスカンファレンス>意気込みを語った花田(撮影・藤山 由理)
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 20年相撲全日本選手権優勝のアマチュア横綱でアメリカンフットボール転向したDL花田秀虎(21)が18日、都内で会見し、NCAA(全米大学体育協会)1部のコロラド州立大への入学を発表した。日本人初となる米プロリーグNFL入りへの第一歩となり「ここからは本当の実力で勝ち上がっていかないといけない。ここからどう生き残ってNFLへ行くか。自分の力で這い上がっていく自覚で臨みたい」と抱負を語った。

 花田は22年3月にXリーグ主催のトライアウトに参加。アメフト未経験ながら注目を浴び、今年1月には米アイビーリーグ選抜と対戦した「ドリーム・ボウル」の全日本選抜にも選出。3月にはカナダのプロリーグ・カナディアンフットボールリーグのドラフト候補生測定会「CFLコンバイン」に招待され、その際にツイッターに投稿されたプレー動画が話題を呼んだ。テキサス大、ハワイ大からもラブコールが届いたが、コロラド州立大のコーチ陣との話す中で「一から育ててくれるという直感と熱意が伝わった。ここでアメフトを学んでNFLを目指したいと思った」と感じて決断した。

 アメフト実戦経験のない元力士による異例の挑戦。「(大学の)DLコーチから試合に出場していないのはむしろメリットがある。俺が仕込んで即戦力として使いたいと言われた。試合に出るチャンスをアピールしてつかみたい」と前向きに語る。

 英語での授業を含め「知らない世界が広がっているので楽しみでしかたない」と言う。NFLの目標を達成するための通過点」と語り「相撲にも恩返ししたい。自分のバックボーンは相撲。日本を背負ってじゃないけど、そういった覚悟でやりたい」と語った。

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