20歳の桑木志帆が1打差2位発進!強風も苦にせず「風と友達になりました」

[ 2023年5月25日 18:28 ]

リゾートトラスト・レディース第1日 ( 2023年5月25日    静岡県 グランディ浜名湖GC(6500ヤード、パー72) )

<リゾートトラストレディース・初日>2番、ティーショット放つ桑木(撮影・西尾 大助)
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 20歳の桑木志帆(岡山御津CC)が6バーディー、1ボギーの67で回り、首位と1打差の5アンダーの2位と好発進した。強風とけんかしないショットとプレー時間を意識的に短縮したパターがかみ合い、自己ベストだった前週の3位を上回る初Vを見据えた。

 浜名湖に面し、ラウンドが進むにつれ、強まる風の中、桑木は最終18番で残り115ヤードの2打目を52度のウエッジで15センチにつけ、6個目のバーディーを奪った。「風と友達になりました。距離に対して無理をしないクラブを持つことだけを気をつけました」。一番手、大きなクラブを握り無理のないショットで正確性を求めた。

 グリーン上では時間短縮がテーマだった。「悩む前に打つ。先週からプレーのペースを早くしました」。昨年の同大会では3日目にスロープレーで個人イエローを受けたが、激変した。「練習グリーンではがっつり読まなくても入る。それでいいじゃん」と考えを変えた。プレーにリズムが生まれ、パットの精度も上がった。

 前週、トークイベントであこがれの宮里藍さんに試合中、感情的になったときはどうすれば良いかを質問した。「飲み物を飲むとか、ジャンプすると笑いが降りてくるよ」とアドバイスを受けた。だが今週の桑木はそんな心配もないほど感情も安定している。

 スマホのケースはスワロフスキー。アップルウオッチのカバーもクリスタル。「キラキラしたものが好き」と笑う桑木は、岩井姉妹らと同じ将来を期待される20歳。文字通り、キラキラした週末を目指している。

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