【ネーションズリーグ・男子注目選手②】充実の時を迎えた若きオポジット・西田有志

龍神ニッポン左腕のエース西田有志
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　パリ五輪出場を懸けた戦いを前に西田有志（23）は「代表活動の終盤に五輪予選が控えて気が抜けない。1日の目標を毎日クリアして良いパフォーマンスを発揮したい」と決意を口にした。

　東京五輪後、イタリア1部ビーボバレンティアに移籍した西田は昨年6月、古巣ジェイテクトに復帰した。直後のネーションズリーグでは日本を5位に導き、世界選手権でも決勝トーナメント進出の原動力となった。

　しかし好事魔多し。その後、体調不良に見舞われた。高熱が続き検査ではさまざまな数値で異常が判明したものの原因は不明。Vリーグも欠場が続いた。

　苦しい時期、支えとなったのが交際中だった女子日本代表の古賀紗理那。体調が回復してジェイテクトの天皇杯優勝に貢献すると、西田は昨年末に古賀との結婚を発表した。

　充実の時を迎えた若きオポジットは「決めてほしい時に決める力をより高め、チームの中でも欠かせない存在になるように努力する」とさらなる成長を期している。